ゐるの日記

日々の印象に残った事を書いています。

今の自分は昔の夢を叶えられているのか

 

「みんな自分のなりたい夢を叶えていて羨ましい」と中学時代からの友達に言われました。その子は工業高校を卒業し、ずっと工場で働いています。その子はめちゃくちゃ運動ができ、人間力もあり、とても器用な人で私はとても尊敬しています。しかし、その子は「もっと夢を持って生きていればよかった」と言いました。なぜそう思うのか聞いてみると、「昔から勉強が苦手だったので早く働こうと思っていた。でも今いろんな友達がなりたかった職業に就き、生き生きと生活している。私は成り行きで生活してきただけ」と言いました。私は10年近くも同じ職場で働き続けているその子をとても尊敬していたので、そんなことを考えていることにすごく驚きました。

 

私は自分のなりたい夢を叶えられているんでしょうか。私の家族は医療関係者一家です。医師、看護師、保健師、OTなど様々ですか、皆医療に関係しています。なので私もきっと無難な看護師あたりになるんだろうなと思いながら生きてきました。そして高校3年生の受験の時、看護学部を選び看護学部に進学しました。大学に入ってからも実習など辛いこともいろいろありましたが、大学を辞める勇気もなく気が付けば学年が上がり、看護師になっていました。看護師免許を取ってから3年働きましたが、自分に合ってないと思い看護師を辞めました。辞めてから他の看護師と関係ない職業に就きましたが、いろんな人から看護師で働かないともったいないと言われます。たった18歳の時に決めた進路で、一生を看護師に振ってしまったようです。

 

私は看護師になりたいと思ってなったのではなく、周りの環境で選択の幅が狭くなっていただけです。なので、看護師になって夢を叶えているように周りから見えていても、実際は18歳の頃に決めた惰性で生きてきているだけです。じゃあ本当は何になりたかったのかというと、何になりたかったかは自分でもわかりません。なんとなく生きてきてなんとなく働いています。夢という夢を持たずに生活してきたようです。

 

しかし、今の自分には夢というものがあります。それは不労所得で生活することです。やっと持てた明確な夢が不労所得なので、先が思いやられます。将来的には英語圏内の治安のいい国でスローライフを送りたいです。いい国があれば教えてください。皆さんも夢を持って生きて行きましょう。では。