ゐるの日記

日々の印象に残った事を書いています。

ミニマリストが何かわからなくなった話

 

2019年7月にミニマリストに感化されてから、ミニマリストを目指して物を減らしてきていました。捨て活も400個を超え順調に見えていましたが、ここで一つの疑念が生まれました。どこまで物を捨てたらミニマリストになるんだろう。そう考えるようになりました。

 

ツイッターのTLを眺めていると、冷蔵庫もTVも持っておらず、写真1枚に所持している物が全て並べられる方達がミニマリストとして流れてきます。私はミニマリストになりたいけれど、パソコン仕事をすることが多いので机と椅子が必須です。さらに部屋で床に座る生活はしたくないのでベッドも必要です。趣味がギターなので楽器関連の道具も捨てるわけにはいきません。ほかにも冷蔵庫もTVも電子レンジもなければ生活できません。そんなこともあり、私は物を減らすことはできても、ミニマリストとして肩を並べることはできないかもしれないと思うようになりました。

 

しかし一方で、TLには物に囲まれながらミニマリストと名乗る方もいます。明らかに私の部屋より物が多いのに、この方はミニマリストです。この時にやっと私は気づきました。ミニマリストとは他人と比較するのではなく、自分にとって物が最小限で快適に生活できている状況を示すと言うことです。その考え方を始めてから、私の気持ちは軽くなりました。自分が現在の状況を最小限であると感じた時点で、あなたはもうミニマリストなのです。

 

そのため、私の部屋には机も椅子もベッドもギターも冷蔵庫もTVも電子レンジもありますが、私は自分のことをミニマリストだと思います。自分が好きな物に囲まれて、自分が生活しやすい環境で、自分が現在の生活は最小限だと思えることが大切だと思います。

 

ツイッターをみていると、他の方の部屋や意見が情報として入ってきてしまいます。なので、他の人と比べて私の部屋は物が多いと考えてしまいがちです。しかし、本当に大切なことは他人と比較するのではなく、自分に焦点を当てることです。自分が満足できる部屋作りができれば、それ以上のことはないです。なので皆さんも気軽にミニマリストを名乗ってください。