ゐるの日記

日々の印象に残った事を書いています。

外科矯正の道のりが長すぎる話

 

1年前から歯列矯正を始めました。その歯列矯正の中でも、外科矯正という種類の物を受けています。外科矯正が何かといいますと、手術で顎の骨を切って、歯の並びを美しくしようというやつです。普通の歯列矯正と違い、骨格的に歯のかみ合わせが致命的に悪い病気扱いになるので、保険がきいたりいいこともいろいろあります。外科矯正の適用は結構狭き門ぽいので、したい方は調べてください。なにはともあれ、私は外科矯正を受けられることになりました。

 

まず治療の初歩として、外科矯正で顎の骨を切るために親知らずを先に抜いておく必要があります。さらに私は上の2番が矮小歯だったので、それも抜くことになりました。親知らず4本+上の2番2本の計6本抜くことになりました。一本一本抜いていってもよかったんですが、痛みと治療が長引くと聞いたので、全身麻酔で一気に抜くことにしました。超健康体なので、入院手術ましてや全身麻酔なんてものは初めてでした。しかし、手術も終わってみるとなんてことなく、5日入院予定を4日で退院できるほど術後も安定していました。

 

ここからやっと歯列矯正が始まります。私は、上の2番を抜いて隙間ができ、下も歯がぐちゃぐちゃだったので、上下とも矯正をしています。現在1年ほどたったのですが、まだまだ終わりが見えません。また、普通の歯列矯正は徐々に歯並びが良くなっているのが目に見えますが、外科矯正は上下別々で歯列矯正を行い、後で顎の切り方で上下の歯並びを揃えていきます。そのため、歯列矯正を進めれば進めるほど噛み合わせが悪化していくように見えます。私も実際始めた時よりもかなり見た目も噛み合わせも悪くなりました。なので、徐々にメンタルがやられていきます。特に私は骨が固く、動きにくい歯らしいのであと1年はかかるといわれました。あと1年もこの顔で過ごさなければいけないのはかなり苦痛です。私は歯列矯正を始めたころから、マスクを必ずつけるようになりました。

 

はやく顎を切る手術を受けたいんですが、恐怖もあります。でもこの状態で放置するわけにはいかないので、あと1年後には手術を受けます。私は外科矯正を始めるにあたり、めちゃくちゃ矯正歯科と手術病院について調べまくりました。そこで信頼できるドクターだと思った方に、現在治療をお願いをしています。なので、大きな手術を控えていますが、必要以上の不安はありません。自分で納得できるところを探すのが良いと思います。

 

そしてまだ手術が終わっても、保定という期間があります。これは、歯が良い位置で止まってくれるように安定させる期間のことです。これも聞くところによると3年かかるらしいです。歯列矯正が終わるころには何歳になっているんでしょうか。結婚式には綺麗な歯で出たいので、それまでには終わらせたいですね。

 

というわけで、私にはまだ4年と大手術という越えなければならない壁が立ちふさがっています。外科矯正を始めたころの熱い思いは、もう冷めてしまいました。でも、始めたからには終わりまで完遂したいので、まだまだ惰性で頑張るつもりです。お金も時間も体力もかかりますが、歯列矯正が終わったころには自信をもって笑えるようになりたいですね。