ゐるの日記

日々の印象に残った事を書いています。

マクドのポテトがおいしい事に気付いた話

 

職場から30m程の所にマクド、いわゆるマクドナルドたるものがあります。その店舗には入ったことも、近づいたこともありません。なんなら店舗の周りに広がってくる匂いさえ毛嫌いしていました。なぜかはわかりませんが、私は幼いころからああ言うジャンキーな物が好きではありませんでした。

 

しかし、なぜ今更マクドに行ったかというと、全ての原因は職場の飲み会にあります。権力を持っていた社員が移動になったため、お別れ会が行われました。お別れ会は、すごくすごく良い居酒屋で行われ、すごくすごく盛り上がり、すごくすごく多くのお金を私の財布から奪っていくました。そこでの話はまた今度するとして、無事粗相もすることなく飲み会はお開きになりました。お開きになった時点で23時頃だったので、私はそそくさと帰ろうとしていました。しかし、ここで同期のAから話しかけられます。A「この後なんかある~?なかったらどっか行こ~」お酒で気分が良くなっていた私は、ここで判断ミスをやらかします。そのまま、Aと二人で二次会をすることになりました。

 

二次会を行うにあたりお店探しで、検索した条件は下記の通りです。

①夜の23時でも入店できる

②長居してても嫌な顔をされない

③話し声が大きくても許してくれる

④値段が安い

私たちはこの4つの条件を兼ね備えているお店を発見します。そう、マクドです。です。マクドに行くことになりました。

 

マクドにやってきました。約10年ぶりのマクドなので、まず注文からおぼつきません。お別れ会でかなり食べたので、あまり多くは食べられないとAに伝えると、ならポテトにしなよと言われました。私はそれに従いポテトのMサイズを注文します。商品を待っていると厨房からティロリティロリ♪と聞こえてきます。マクドに行かない私ですか、どこから得たのか、これがポテトができた合図だと言うことは知っています。私たちはプレートに乗ったポテトを持ってテーブルに行きました。

 

そこで初めてポテトとまじまじと対面しました。油と塩分で身体にいい影響を与えるとは到底思えません。しかし、怖気づいていても仕方ありません。私はポテトを口に運びました。初めに感じたのは、外側のサクサク。少しの抵抗を歯で感じながら噛むと、中からはホクホクの身が飛び出してきます。そこにポテトの熱さと塩分がマッチし、気がつくとポテトが空になっていました。なんておいしいんだと心の底から思ったのは、韓国の本場で食べたビビンバ以来です。私は完全にマクドのポテトの虜になってしました。

 

翌日から職場から30mのマクドに通う生活が始まりました。お仕事があった日の夕ご飯は必ずマクドのポテトです。マクドのアプリもゲットしましたし、最近ではLサイズを注文するようになりました。身体は悪影響を受けていますが、幸福度はめちゃくちゃ上がりました。ありがとうマクド。ありがとうポテト。