歯列矯正で歯が痛すぎる話

歯列矯正での歯の痛みって何にも例え難いですよね。虫歯でもないし、しみる感じでもないし、なんて言えば伝えられるんでしょうか。親知らずが生えてきて周りの歯を押している感じです。めちゃくちゃ太い糸ようじを無理矢理歯の隙間に入れ込んでいる感じです。......わかりにくいですね。兎にも角にも痛いんです。歯が。顎が。痛いんです。これを数年続けなくてはならないんです。

と言っても年がら年中痛いわけではありません。ワイヤー交換をしてから一週間ほどが痛いんです。そして、おとといワイヤー交換をしてきました。なので、ブログを書いている今が丁度痛いタイミングなんです。もう特に今回はワイヤーが一段階太くなったので、さらに痛いです。何もしていなくても痛いです。もう辛すぎで文章にして気持ちを昇華するしかないんです。

食べ物なんて食べられたものではありません。職場の人に柿ピーを貰ったので食べようと思い、柿の部分は口の中で溶かして食べられたのですが、ピーの部分で死にました。ピーを噛んだ瞬間に口内に走る激痛。悶絶です。痛みにのたうち回りながら、そういえばピーナッツって硬かったなぁと走馬灯のように考えを巡らせていました。

ワイヤーを交換して、一週間たってもまだ安心はできません。次は、歯が移動してワイヤーが余ってきます。その余ったワイヤーがどこに行くかというと、奥の方の頬に刺さっていきます。口を動かせば動かすほど刺さっていきます。口内炎は必須事項です。本当にワイヤーが頬に刺さっているのがわかります。口内炎になって荒れている所にさらに刺さるので、本格的に痛いです。それが大体ワイヤー交換前の一週間ほどなるので、一月のうち二週間は口の痛みで困っていることになります。

なら痩せていいんじゃないかとも思いますよね。私もそう思っていたんです。歯が痛くて食べられないなら痩せるじゃないかって。それが不思議なことに痩せないんです。歯が痛いときは流動食のような食事をとるので、体重は減っていきます。しかし、口内が痛くない二週間の間に体重が元に戻ります。痛くない！やった～！って思って食べると元に戻ります。歯列矯正をしたら痩せるなんて言う幻想を見るのはやめましょう。

今こんなに痛い痛いと言っていますが、来週になると歯の痛みも落ち着いてきて痛かったことなど忘れていると思います。痛かった事を忘れないと、またのうのうとワイヤー交換になんていけませんからね。歯列矯正は始まったばかりなので、あと何回この痛みに耐えればゴールにたどり着くんでしょうか。早く綺麗な歯並びになりたいです。